高額化粧品5000円以上を一律カットへ

 ゲンキーが非食品の品揃えに大ナタを振るっている。化粧品売り場において、5000円を超える高額化粧品を一律でカットする方針を打ち出したのだ。また医薬品や日用雑貨も、一定の価格の上限を決め、それを超えるものは基本的にカットしていくという。すでに食品が売上構成比の7割超を占めるゲンキーだが、足元で一段の「脱ドラッグ」化に踏み込むことになる。

 とはいえ、売り場の比率までを変えようとしているわけではない。現状、ゲンキーの売り場の面積比は食品45、非食品55で、非食品の方が若干広い。今般の施策の狙いは、売り場の過半を占める非食品の価格帯を食品に寄せ、店舗全体のレベル感を合わせることにある。

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