コンビニ専業会社として「国内」「北米」「海外」が再スタート

 グループの「解体」と「再出発」が断行されたセブン&アイ・ホールディングス(HD)のこの数か月間は、まさに「激動」の一言だった。

 今年3月、井阪隆一社長の退任が発表され、5月27日付でスティーブン・ヘイズ・デイカス新社長(写真)が就任。4月には傘下のセブンイレブン・ジャパンのトップ交代も発表され、5月15日付で阿久津知洋新社長が就任。続く7月にはカナダのコンビニ大手、アリマンタシォン・クシュタール社が突如、セブン&アイHDへの買収提案を撤回すると発表。そして9月1日には、祖業のイトーヨーカ堂など非コンビニ事業29社を束ねるヨークHDの株式60%が米投資ファンドのベインキャピタルに売却された。

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