焼成パンは客数増につながるチャンスと期待

「新たな取り組みは、この店にとってのチャンスだと捉えた。結果としてお客様が増え、店舗の成長にもつながっている」。そう笑顔で語るのは、セブンイレブン加須琴寄店(埼玉県加須市)の糸井健二オーナー(冒頭写真)だ。同店では今年1月から、全国展開より一足早く、カウンター商品の「セブンカフェ ベーカリー」を導入。カウンターの什器内には、メロンパンやクロワッサン、明太フランス、チョコクッキーなどが並ぶ。

 セブンカフェ ベーカリーとは、注文後に専用の焼成マシンを使って焼いた焼き立てのパンや焼き菓子を提供するサービス。セブンイレブン・ジャパンでは昨秋、「出来立て」を提供するカウンター商品の拡充を目的に、同サービスの販売エリアの拡大を発表した。それに合わせて埼玉県内の20店舗で、焼成パンの商品拡大テストが実施されることとなった。加須市内でセブンイレブン3店舗を経営する糸井オーナーのところにも、白羽の矢が立った。ロケーションなどを勘案して、本部からテストの打診があったという。

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