カウンターを延ばし、出来立て商品を前面に打ち出す
今一度「売れるお店」「稼ぐお店」の再構築に挑む――。セブンイレブンのオペレーションを統括する竹井浩樹取締役執行役員(冒頭写真)がリーダーとなり、今期始動した新たな取り組みが「次世代店舗改革プロジェクト」だ。その狙いは、足元の環境変化やニーズの多様化を捉え、店舗のレイアウトから商品構成、従業員の作業のあり方までを総点検。店舗を作り変え、運用の仕方を見直すことで、顧客満足を一段上のレベルに引き上げ、加盟店利益の向上につなげることにある。
「これまでの50年余、セブンイレブンは新しい商品・サービスを展開し続け、売り上げを伸ばすことで経費増に対応し利益も増やしてきた。が、そこが現状少し停滞している。かつインフレ、賃金上昇という環境要因もあり、単純にトップラインを上げるだけでは対応が難しくなってきている」
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2025.10.01
特集「セブンイレブン再出発の行方」⑭ 資料