国内大手からグローバルへ。セブン&アイ・ホールディングスが大きな転換点に差し掛かった。

 2023年2月期の連結業績は、営業収益11兆8113億円(前期比135%)、営業利益5065億円(同130.7%)となり、ともに過去最高を更新した。業績を大きく牽引したのは海外コンビニ事業だ。21年5月にグループ入りした米国コンビニチェーンのスピードウェイ分が通期で上乗せとなり、営業収益は3兆6518億円増加の8兆8461億円、営業利益は1298億円増加の2897億円で、初めてグループ営業利益の過半を海外コンビニで稼ぐ構図となった。

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