ベトナムは、第一次トランプ政権時に悪化した米中の貿易摩擦時より、中国に代わる生産拠点、いわゆる「チャイナプラスワン」の代表的な国として外国資本の投資を受け入れ、経済成長に結びつけてきた。

 結果、ベトナムの対米輸出は大幅に拡大してきた。2025年2月5日にアメリカ政府が発表したところによると、ベトナムの対米貿易黒字が24年には前年比20%近く増加し、過去最高の1230億ドルを超えた。アメリカにとっては、中国、EU、メキシコに次いで、第4位の貿易赤字国となっている(25年2月6日ロイター)。

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