ルミネは6月25日、JR有楽町駅 銀座口に「LUMINE STREET (ルミネストリート)」をグランドオープンした。

 本施設は、丸の内や銀座というブランド価値の高いエリアと流動性がある貴重な立地を生かし、ベーカリーやコーヒー、ラーメンなど手軽に立ち寄れる八つの専門店が入居。隣接する「ルミネ有楽町」では提供しきれていない「食」のMDを充実させているのが特徴だ。

 例えば、アパレルのベイクルーズが手掛けるベーカリーカフェ「ブール アンジュ」(ルミネ初)や、シドニー発のスペシャルティコーヒーロースター「シングル オー」(ルミネ初)、人気のラーメン店「アフリ」(エリア初)などが出店する。

 メインターゲットは、ルミネ有楽町同様「お客様自身にとっての価値と納得感を大切にしている大人のお客様だが、こちらに加えて、駅を毎日利用される近隣のオフィスワーカーや週末の観光客など来街者も取り込みたい」(江藤弘子有楽町店長)考え。出勤前の立ち寄りや仕事の休憩時間、ちょっとした手土産など、隙間時間の利活用を促していく方針だ。

 2011年にルミネ有楽町と同時オープンしたルミネストリートは、昨年の6月までサービスショップなどを飛び地で営業していた。今回の刷新では面積を従来1.3倍の約633㎡に拡大し、売り場を一体的に運営できるようにすることで、「ルミネならではの食空間」としての訴求力を高めた。

八つの食テナントが入居する「ルミネストリート」
江藤弘子有楽町店長
シドニー発のスペシャルティコーヒーロースター「シングル オー」
カフェースペースを設けちょっとした休憩の場を提供する
ベイクルーズが手掛けるベーカリーカフェもルミネ初登場