メディパルホールディングスは5月11日、連結子会社であるPALTACに対する公開買付け(TOB)を実施すると発表した。完全子会社化を目的とするもので、買付期間は5月12日から7月7日まで、買付価格は1株6650円。取得額は約1924億円になる見通し。

 メディパルHDはPALTAC株を52.40%保有している。PALTAC側は本TOBに賛同し、株主に応募を推奨している。本取引を経てPALTACは上場廃止となる予定だ。

 メディパルHDは医療用医薬品流通で培った高精度供給網を持ち、片やPALTACは化粧品・日用品の広域物流に強みを持つ。両社を一体化することで、医薬品と生活用品を両方扱うドラッグストアを筆頭に、取引先に対しての提案力・関係性を強化しながら、生活者ニーズへの対応をさらに突き詰める狙いがある。特に需要把握の高度化や次世代物流の構築、データ活用等でシナジーが見込めるとして、親子上場の解消により意思決定の迅速化を図り、グループ一体での成長戦略を加速させる考えだ。