スーパー空白地に進出、足元需要を取り込む

 6月10日、東武スカイツリーライン・アーバンパークライン春日部駅から東に徒歩7分、学校どおり沿いの角地に「コープかすかべ東店」がオープンした。460坪ほどの標準的な規模の店だが、地元住民から寄せられる期待は大きそうだ。

 春日部駅の西側には、コープ既存店のかすかべ店に加え、ヤオコーやタイラヤなど、複数のスーパーが集まるが、東側はビッグ・エーが1店舗ある程度で、スーパーへのニーズは大きい。また、駅西側のコープ春日部店は年間30億円近くを売るコープみらい屈指の繁盛店で、地域での認知度も高い。こうしたことから、新店のかすかべ東店への期待も大きいようで、本間伸裕常務執行役員店舗事業本部長によれば、「800名を目標にしていた新規加入の組合員数は、開店前に既に1600名を超えた」という。

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