アマゾンは4月1日、レジなしコンビニ「アマゾンゴー」を8カ所閉鎖した。2月初めには、食品スーパー(SM)「アマゾン・フレッシュ」の一部閉鎖を明かしており、自動決済システム「ジャスト・ウォークアウト」を導入した店舗の苦戦が目立つ。
アマゾンゴーのジャスト・ウォークアウトは、AIやコンピュータービジョンを駆使し、どのお客が何を手にしたかを判断し、代金を登録済みのクレジットカードで自動決済することで、レジでの精算なしで買い物ができる革新的な技術だ。その登場時には世界中から注目を集め、この技術を導入したコンビニやSMを積極的に出店してきたが、ここにきてその失速ぶりが色濃くなっている。