アマゾンがリアル店舗の方針を大きく転換し、最初に始めた「ジャストウォークアウト(レジレス決済)」を導入した店づくりに軸足を移す。同社によれば、リアル店舗の「アマゾンブックス」「アマゾン4スター」「アマゾンポップアップ」は、昨年末ロンドンにオープンしたばかりの2店舗を含め全68店を閉店した。

 2015年に1号店を出店した書店のアマゾンブックスは、12州とワシントンDCに24店舗を展開。カスタマーレビューで評価が星四つ以上の商品を中心に揃えるアマゾン4スターは、18年に1号店を開業、閉店直前には25州に33店舗を展開、開店間近とされる店舗も16カ所あった。モールの通路など小スペースでアマゾン製品を展示販売するアマゾンポップアップは7州とワシントンDCに計9店舗出店していたが、これらはすべて閉店となった。 

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