北東北3県に展開するスーパーのユニバースはPreferred Networks(以下、PFN)の品出し効率化ソリューション「MiseMise品出し」を導入し、店舗運営の生産性向上を図っている。その効果について、ユニバース店舗運営本部店舗支援部門の小泉徳彦部門長(冒頭写真左)と、PFNデータサイエンティストの山川要一氏(同右)に話を聞いた。

無駄な探索時間をなくし、部門間の縦割りも解消

 ユニバースが省力化に取り組む中で導入したのが、PFNが開発した「MiseMise品出し」だ。バックルームの商品位置を瞬時に把握し、誰でも簡単に在庫を探せるシステムである。

 仕組みはシンプルだ。納入された商品台車に住所を登録し、売り場の欠品商品や棚札のバーコードをハンディターミナルでスキャンする。すると、在庫位置と最適なピックアップ順を提案してくれる。操作が直感的なため、経験や商品知識がなくても迅速なピッキングが可能だ。

 ユニバースでは2023年11月に下長店(青森県八戸市)で導入を開始。24年5月からは中野店(岩手県盛岡市)にも拡大している。

補充したい商品をスキャンするだけの簡単操作で、新人や外国籍の従業員もすぐに活躍できる

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