四つの機能性訴求が可能なインドマンゴスチン

 健康食品・化粧品の総合受託メーカー東洋新薬の研究開発力が一段と高まっている。機能性表示食品の届出件数は129件(2024年10月末現在)と健康食品業界を引き続きリード。同社が扱う代表的な独自素材には、内臓脂肪や皮下脂肪の低下を助ける機能などを持つ「葛の花エキス」や、 脂肪や糖の吸収を抑えたり、お腹の脂肪とBMIを減らすのを助ける機能などを持つ「ターミナリアベリリカ」などがあるが、直近でここに二つの新素材が加わった。

 その一つが「インドマンゴスチンエキス末」だ。インドに自生しているフクギ科の植物で、果実がスパイスとしてカレーなどに⽤いられるインドマンゴスチン(冒頭写真)の果皮から抽出して得られる。その成分「インドマンゴスチン由来ガルシノール」が、「健常域でやや高めの血中ALT値、AST値(いずれも肝臓の健康状態を示す値)を低下させる」として、今年1月に機能性表示食品「インドマンゴスチンタブレットL」を届け出たのだ。

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