タイ、特にバンコクで馴染み深かった日本のコンビニエンスストア、ファミリーマートが今年8月に、タイ撤退を発表。年内にタイからファミリーマートの店舗がなくなる。今後はタイ大手小売り、セントラル・グループが別名称で事業を引き継ぐ。

 ファミマ・タイの1号店出店は、1993年。日本人のタイ旅行や企業進出が盛んになるよりもずっと前のことだ。2017年には1100店以上にまでなっていたが、新型コロナウイルスの感染が始まる少し前から失速が見られ、日系企業が多数入居するビルの付近、駅や巨大デパート近くの一等地の店舗でさえ閉店していた。

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