ドン・キホーテは7月1日、NTTデータが提供するデジタル店舗運営サービス「Catch&Go」を導入した初の無人店舗を大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)の構内にオープンする。店舗名は「キャンパスドンキ大阪電通大店」で、学生食堂やラウンジがあるエデュケーションセンターの1階に立地。生協が閉店している時間にも利用できる小型物販店舗(売り場面積15㎡) として、8〜21時まで営業する。

 学生や教職員のニーズに合わせ、PB「情熱価格」「偏愛めし」のおにぎりや弁当、菓子、飲料などの食品をはじめ、学業に必要な文房具や消耗品など約450アイテムを取り揃える。

 お客はLINEで「キャンパスドンキ」アカウントを友達登録し、店舗で使う決済手段を連携。入店用のQRコードをゲートにかざし、 欲しい商品を手に取り、そのまま退店するだけで自動的にキャッシュレス決済が完了する

 店内では、AIカメラでお客の導線や姿勢、商品認識を行い、各棚板に設置された重量センサーから手に取られた商品を判断。連携したクレジットカードまたは PayPay で決済し、LINEミニアプリ内でレシートを確認することができる。 

 キャンパスドンキは今年11月頃をめどに2店舗目の出店も予定している