SC開設数は鈍化し、売り場縮小の小粒感は否めない
日本ショッピングセンター(SC)協会が2024年8月に発表したSC業界の動向によると、24年上期(1~6月)に開設されたSC数は17SCとなり昨年より2SC減少。17SCのうち15SCの店舗面積が1万㎡以下だったため、平均店舗面積は6746㎡に止まり、例年より小型SCが増えたことがわかる。
テナント数も100店舗を超えるSCはなく、1SC当たりの平均テナント数は31店舗になった。テナントの業種構成もこれまでとは大きく変化し、衣料品テナントが大幅に減り、飲食とサービスが増えている。