空きスペースにポップアップストアを誘致

 日本ショッピングセンター(SC)協会の調べによると、2022年に開設されたSC数は36施設。23年上期(1~6月)は18施設が開設され、下期(7~12月)に15施設が計画され、合計33施設になる見込みで、総数では前年を若干下回る。SC総数は18年の3220店舗をピークに下落傾向にあり、22年は3133店舗、23年も減少が続く。人口減少、競争激化や施設の老朽化などが影響しており、コロナ禍からの売り上げの回復が進んだとしてもSC数が増える可能性は低い。

 SCはコロナ禍で百貨店と同様に大きなダメージを受けた。19年のSC年間総売上高(推計値)31兆9700億円から20年は24兆9000億円(前期比22.1%減)にまで減少、21年25兆8400億円(同3.8%増)、22年28兆900億円(同8.7%増)と回復基調にある。

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