アリナミン製薬は、症状タイプ別かぜ薬「ベンザブロック」シリーズから、新ライン「ベンザブロックプレミアムDX」(12カプレット(錠)、24カプレット(錠))(指定第2類医薬品)を9月25日に発売した。〝瞬速対処〟の早めの回復を打ち出し、幅広い層の取り込みを目指す。
新シリーズは、既存品で展開する黄色の「鼻」、銀の「のど」、青の「熱」の3タイプに加え、緑の「せき」を追加。さらに各製品の処方を強化し、いまの時代のかぜ症状に対応した点が特徴だ。
プロダクト戦略本部第二マーケティング部ベンザグループの多田知佳氏は、開発の背景について、「コロナ禍を経て、生活者のかぜに対する意識が敏感になっている」と指摘。「通勤・通学の際にせきをすると周りの目が気になるといった理由から、かぜの引き始めから市販薬で対処する人や単価が高くとも効果を優先する人が増えている」と語る。
実際、同社が行った消費者調査によると、市販のかぜ薬を選ぶ際に「自分の症状に合わせて種類を選べること」を重視する人が約7割、「価格が高くても効果が高そうなかぜ薬を選ぶ」という人が6割と半数以上を占めた。さらに、コロナ前と比べて「せき」が特につらいと感じる人が「のどの痛み」「発熱」に次いで3番目となり、対処への必要性が高まっている。
こうした背景を踏まえ、新シリーズでは、症状別の〝優れた効き目〟を追求。新登場・緑の「ベンザブロックTプレミアムDX」では、のどの痛みをおさえ、熱を下げるための成分「イブプロフェン600mg」のほか、せきをしずめたり、たんを排出しやすくする「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」など8種類の有効成分を配合する。

キービジュアルには、14年目の綾瀬はるかに加え、症状別にTimeleszの寺西拓人など注目の人気タレントを4名起用(冒頭写真)。10月上旬からは「進化」×「瞬速」をテーマに、出稿量24年度比1.4倍を予定するテレビCMの放映を開始。すでに大きな反響を得ており、好調な滑り出しを見せている。今後はSNSでの各種キャンペーンを盛り込むなど、さらなる仕掛けを投下する計画だ。
一方、店頭では、昨年以上に販促ボードやPOPを大々的に展開。本格的な寒さが到来する年末に向けて「生まれ変わったベンザ」(多田氏)を広く訴求する。
ベンザシリーズは、1955年の初代発売から今年で70年目。時代とともに移り変わる生活者のかぜ症状へのニーズにこれからも寄り添い続ける。

















