セブンイレブン・ジャパンは10月28日、2022年春より、北陸地域のセブンイレブン約300店舗が、太陽光発電で発電した電力を北陸電力から調達すると発表した。

 調達する電力は、北陸電力グループの北電BESTが福井県坂井市に新設する発電出力6000kw超の太陽光発電所で発電した全電力。電力会社が供給先企業の敷地外の土地に発電設備を設置し、送配電線を介して電力供給する「オフサイトPPA」は、北陸電力グループにとってこれが初めて取り組みになる。

 セブンイレブンとしては、20年間にわたり安定的に再生可能エネルギーの調達が可能となり、北陸電力グループとしては、継続的にサービスを提供することで地域のカーボンニュートラル推進に貢献できるというメリットがある。

 セブンイレブンと北陸電力グループは、今回のオフサイトPPAの取り組みにとどまらず、北陸地域のCO2排出量削減に向けた様々な取り組みについて、引き続き検討を進める方針だ。

(冒頭写真は、セブンイレブンと北陸電力グループによるPPAのイメージ)