ロピア、トライアルともに32店舗を出店

 116店。この数字は2025年1月から12月直近までのオーケー、ロピア、トライアル、マミーマートホールディングス(HD)、大黒天物産、計5社の総出店数(業態転換含む)だ。建築コストアップもどこ吹く風とばかりに25年はディスカウントストア(DS)が全国的に猛威を振るい、話題をさらった1年だった。続く26年も物価高騰の流れが続けばDSが引き続き存在感を維持するのは確実だ。

 中でも競合スーパーから脅威と見られているのがオーケーだ。25年は関東・関西で計13店を出店。早くも関西市場で一定の規模感を持ち始めており、24年11月の高井田店を皮切りに、気づけば年明け1月27日オープンの野江店(大阪市)で7店舗目。地元関係者によれば、「北伊丹店は絶好調、南武庫之荘店は車の出入りがしづらく評判が悪い」など、立地により当たり外れはあるようだが、着実に関西市場に食い込んでいる。野江以降も出店ペースは緩めることなく、少なくとも関東4店、関西は8店を仕込んでいると見られ、26年に関西の店舗数が2桁に乗るのは確実だ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから

特集一覧