全エリアで売上高1000億円突破が視野に入る
「既存店前年比は第2四半期から持ち直す」。決算説明会での事前のアナウンス通り、コスモス薬品の既存店が復調してきた。昨年9月から12カ月連続の前年割れとなっていたが、今年9月は100.6%となり浮上、10月は103.2%とさらに伸ばしている。
コスモス薬品は2024年5月期にディスカウント政策を強化したことで、既存店売り上げを前年から10%前後伸ばした。前年割れはその反動であり、ディスカウント政策のアクセルを緩め、営業利益率を通常運転に戻すことを狙ったと見られる。結果的に25年5月期は営業利益率が3.99%(24年同3.26%、23年同3.63%、22年同3.94%)と、以前の水準に戻している。
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