コロナ特需がなくても年率5%の成長産業

 コロナ禍を追い風にドラッグストアがもう一段の成長を遂げようとしている。日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)がまとめた「日本のドラッグストア実態調査」(速報版)によれば、全国のドラッグストア(388社、2万1284店舗)の2020年度の推定売上高は、前年比4.6%増の8兆363億円となった。過去3年(17年5.5%、18年6.2%、19年5.7%)と比べると最も低い伸び率となったが、もともとコロナ前から他のリアル業態は多くが横ばい成長。その中でむしろドラッグストアだけが年率5%以上の伸びを続けてこられた理由は、独自のビジネスモデルにある。

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