売上計画未達にコスト増で軒並み減益に

 有力ドラッグストアの2022年2月期、3月期、5月期の決算が出揃った。コロナ特需に沸いた20年度の反動減から、ウエルシアホールディングス(HD)、コスモス薬品以外は売上高が計画を下回った。計画を達成したウエルシアも、第3四半期は計画未達だったが、昨年12月に子会社化したププレひまわりの売上高が加わったことで辛うじて計画を達成した状況だ。

 一方、営業利益・経常利益は、ウエルシア、マツキヨココカラ&カンパニー、サツドラHD以外すべてが減益で、中でもツルハHD、クスリのアオキHD、カワチ薬品、薬王堂HDの4社は、下落率が2桁となり、営業利益率も1ポイント前後低下した。

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