10兆円産業化を可能にしたフード&ドラッグの躍進
8月19日から3日間、3年半ぶりにリアルのJAPANドラッグストアショーが東京ビッグサイト東ホールで開催された。まだ制約が多く残る中での開催だが、ショーに参画するメーカー、卸、小売りなどの関係者は、歓迎ムードに染まっていた。
ドラッグストアは多くの国内小売業が停滞する中で数少ない成長業態だけに、消費回復の牽引役として政府や経済界の期待も大きい。ドラッグストアでは消費者の日常生活と健康を支える社会のインフラとしての役割を強く認識する企業が増えている。