医薬品と食品が好調アオキは売上高が2桁増に

 ドラッグストア5社(ツルハホールディングス〈HD〉、コスモス薬品、クリエイトSDHD、クスリのアオキHD、サツドラHD)の本年5月期業績は、減益となったサツドラを除き、いずれも増収増益で着地した。

 売上高は、サツドラを含め全社が増収を達成。中でもクスリのアオキは2桁伸長、コスモス薬品も2桁近い伸びとなった。売り上げ好調の要因には、コロナの第7波、8波で風邪薬や検査キットの需要が伸びたこと、春先に花粉症薬が好調だったことなど、医薬品の需要拡大がある。カテゴリー別の売り上げを見ても、ツルハ、クスリのアオキ、サツドラの3社はいずれもOTCの売り上げが前年比2桁で増加した。また、各社が進める調剤併設も売り上げ拡大に寄与しており、クリエイトSD、クスリのアオキの調剤が約2割増となったほか、ツルハとサツドラも10%前後の伸びを示した。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから