調剤、食品の伸びで全社とも増収増益
2023年5月期決算の主要ドラッグストア5社の上期決算は、いずれも増収増益で着地。中でもクスリのアオキホールディングス(HD)は、減益だった前年度との比較ということもあり、2桁の増収増益を達成した。
既存店売り上げも、サツドラHD以外、プラスとなった。猛暑により季節品が好調だったこと、新型コロナの感染拡大で検査キットや風邪薬、解熱剤の需要が伸びたこと、さらに検査受託業務の売り上げが加算されたことなどがトップラインを引き上げた(注:クスリのアオキは、検査受託費用を補助金として計上している)。