イオンは、2026年3月1日より順次、「電子マネーWAONポイント」を「WAON POINT」に統合する。

 07年にサービスを開始した「電子マネーWAONポイント」は、200円の利用で1ポイントが即時付与され、WAON残高にチャージされるというもので、有効期限は初回付与翌月を起算日として最大2年間。一方、16年に導入された「WAON POINT」は、付与単位や有効期限は「WAONポイント」と同じだが、WAON残高へのチャージに加え、対象店舗でのポイントによる支払いや他のポイントへの交換なども可能と、用途が広い。

 イオンでは、各地域のニーズに応じた地域起点の「イオン生活圏」の構築に取り組んでおり、「WAON POINT」をイオン生活圏で顧客をつなぐ重要な基盤と位置付け、これまでもイオングループの共通ポイントとして統合を進めてきた。今回の、「電子マネーWAONポイント」の「WAON POINT」への統合もその一環となる。