イトーヨーカ堂は8月25日、価格訴求型PB「セブン・ザ・プライス」の新商品を発表した。原材料費や物流費の高騰などを背景に食料品や日用品の値上げが続く中、同シリーズは好調に推移。今上期(2025年3~8月)実績では前期比50%増と着実に成長を続けており、新商品19アイテムの投入でさらなる伸長につなげる。

 2021年7月に販売を開始した「セブン・ザ・プライス」のブランドコンセプトは「確かな品質」と「安心価格」の両立。デザインの簡素化、物流の効率化、シンプルな商品づくりの追求などで低価格を実現している。イトーヨーカドー、ヨークなど食品スーパーを中心に販売しており、売り上げ上位は、カットほうれん草(税込429円、以下同)、ロースハム切落とし(321円)、食パン5枚入り(105円)などの頻度品。物価高騰を受け、消費者の価格志向が高まる中、今期は売上高目標値(前期比20%増)を上回るペースで伸長を続けている。

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