KPMGジャパンは6月23日、小売業や食品業などを対象に「今後の食料供給とビジネスチャンス」と題するセミナーを行った。

 まず「食料×環境・社会リスクへの包括的アプローチ」というテーマで、KPMGあずさサステナビリティマネージャーの伊藤杏奈氏が登壇。「環境・社会面の持続可能性(サステナビリティ)のいま」では「企業のサステナビリティは自主的対応から規制対応にシフトしている。一方でESGに対する揺り戻しの動きや、企業のサステナビリティ主張に対する監視の目が強まっている」と指摘し、CSDDD(企業サステナビリティデュー・ディリジェンス規制)の緩和や、グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)が増加傾向にあることなどを紹介した。

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