消費財メーカーや小売業向けに、AIを使ったPBの開発プラットフォーム「キーチェイン」が英国市場への参入を開始した。起業してまだ2年余りという同社だが、とりわけPB開発のプロセスに新風を吹き込む存在として、米国で注目を集めてきた。すでに米セブンイレブンやホールフーズなど大手8社が導入したとされており、昨年暮れに英国の大手スーパー「テスコ」が支援する投資ファンドから出資を受けたことで、同国での本格的な事業展開へと進んだ。

 PB開発においては、まったくのゼロからアイデアを出し企画を立てて商品化を行う、ということはほとんどない。多くの場合、市場で支持を得ているNBや競合PBを分析し、価格、品質、容量の最適な組み合わせを設計していく、いわばリメイク作業である。現状では、まず競合商品を実際に購入し、原材料表示を読み、必要に応じて外部に分析を依頼、あとは経験や勘などをもとに、自社ブランドに最適と見込まれる商品を考案する。商品設計ができたら、次はパッケージングから店舗に並ぶまで、すべてのサプライチェーンの設定作業が待っている。

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