東南アジアは公共交通機関が安く、タクシーも安価だ。そのため、気軽にタクシーを利用できるが、大都市圏では問題も多い。例えば、タイのバンコクでは渋滞が激しい時間帯や地域では乗車拒否のほか、メーターを使わず相場の数倍もの言い値を提示してくる車も少なくない。タイ政府は幾度も取り締まりや対策を実施しているが、いまだボッタクリは存在している。
そんな中で利用が増えているのが配車アプリだ。サービス自体はパンデミック前からあったが、コロナ禍中にフードデリバリーのアプリ利用増加に伴い、同じアプリ内でタクシーの手配もできることで利用が増えた。