セブンイレブン・ジャパンは9月3日から、イメージキャラクターに櫻井翔(冒頭写真右)、相葉雅紀(中央)、天海祐希を起用し、新コンセプト「なにがあるかな、セブンイレブン。」を体現した新CMを公開する。全国2万店の店舗を展開しているセブンだからこそ実現できる「どこに行っても同じものがある安心感」や、そこから広がる「発見」「ワクワク感」を表現した。
メディア向け発表会に登壇した阿久津知洋社長は、「今セブンイレブンは決して順調とは言えない状況が続いている」としたうえで、「今後は単に欲しいものを買う場ではなく、暮らしの中で新しい発見や安心感を提供する存在を目指す」と強調。さらに、櫻井と相葉をキャスティングした理由について「国民的スターでありながら楽しさややんちゃさを持っている。優等生だけど面白くない今のセブンに風穴を開ける存在」と期待を寄せた。

新CMの制作は、全編通して、クリエイティブディレクターの高崎卓馬氏が担当した。物語は櫻井・相葉の2人が「地球にやってきた宇宙人」、天海が「店舗オーナー」という設定で展開する。セブンの商品と出会いながらアルバイトとして地球に溶け込んでいく様子を描き、宇宙人の新鮮な反応やオーナーとの温かい交流を通じて、新しいコンセプトをユーモラスに伝えている。
新CMの「宇宙人もびっくり」編では、新商品のおにぎり「旨さ相盛おむすび」も紹介。上部と中具の2カ所に具材を盛り付け、通常よりもご飯の量を約 1.5 倍に増量した食べ応えが特徴だ。持ち運びに便利な蓋付きパッケージを採用し、同月6日から全国で順次発売する。ラインアップは「紅しゃけとすじこ」(340円・以下税抜き)、「高菜と明太子」(288円)、「肉そぼろと卵黄」(298円)の3品。

羽石奈緒取締役執行役員商品本部長は「セブンイレブンに立ち寄れば、思っていなかった小さな発見や新しい『好き』との出会いがある。これからも商品を通じてワクワクを提供していきたい」と語った。
