ツルハホールディングス(HD)は、11月14日、同日開催の取締役会と連結子会社のレデイ薬局(愛媛県松山市)の臨時株主総会で、ツルハHD執行役員でレデイ薬局社長の白石明生氏を解任したと発表した。

 白石氏が11月6日、松山市内で酒気帯び運転により検挙されたことを受けたもの。「飲酒運転の厳罰化が進む中、コンプライアンス体制の確立を図り経営の透明化を進める当社グループの役員としてきわめて不適切であるとの判断」による決定だ。

 今後については、レデイ薬局の代表取締役会長である三橋信也氏が同日付で社長を兼務する。

 白石氏は、フジ出身で、レデイ薬局とフジの子会社メディコ・二十一の経営統合を機に、レデイ薬局に出向。2019年、46歳の若さで社長に就任した。