コンビニから小型SMに競合が変化

 ミニストップがベトナム事業の再構築を進めている。これまではホーチミン市内の中心部に集中出店してきたが、家賃の高止まりから店舗の収益性を改善することが難しいと判断。市の郊外など周辺でのドミナントにシフトする。コンビニから小型SMに競合が変わる中、郊外で支持されるモデルづくりが急務だ。

 ホーチミン市中心部から車で東に40分ほどの郊外タンフー地区。ミニストップが出店を強化しているエリアの一つだ。現在のモデル店はまず間口を広く取る(冒頭写真)。都心部では間口の狭い店が多かったが、徒歩のお客も多かった。郊外はバイク客が増える。ミニストップベトナムの大嶋伸夫社長が「バイクを停められないと、ほとんど使ってもらえない」と言うほどの重要な要素で、実際、1日で400~500台のバイク客が利用する。

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