六つのSCで年間7600万人を集客

 イオンモールがベトナムでの出店計画を立て続けに公表した。中部最大都市のダナンに続き、北部のタインホア市、ハロン市への出店も決めた。いずれも開業時期は未定だが、すでに公表済みのホアンマイ(ハノイ市、25年度以降開業予定)と合わせて4SCの計画が明らかになっており、現在展開する7SCに加え、これらが開業すると店舗数は2桁に乗る。

 イオンモールにとっても、ベトナムは海外における「最重点エリア」(大野惠司社長)の位置づけだ。2014年、ホーチミン市に開業した1号店のタンフーセラドンを皮切りに、同年ビンズオンキャナリー(南部ビンズオン省)、15年にロンビエンで北部ハノイ市に進出、16年ビンタン(ホーチミン市)、19年ハドン(ハノイ市)、20年ハイフォンレチャン(北部ハイフォン市)とベトナムの南北でモールを立ち上げ、9月に念願の中部フエ市に進出。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから

特集一覧