10月27日、イオンモールの都市型ショッピングセンター(SC)「イオンモールNagoya Noritake Garden(名古屋ノリタケガーデン)」がオープンした。名古屋駅から徒歩12分ほどにある陶磁器メーカーのノリタケカンパニーリミテド本社工場跡地に開発されたもので、「ノリタケの森」と呼ばれる公園に隣接しており、都市の中心部にありながら開放感もあるのが特徴だ。
イオンスタイル名古屋則武を核テナントに、東海エリア初出店の41店舗、愛知県初出店の7店舗を含む約150店舗を導入。コニカミノルタのプラネタリウムや健康改善がコンセプトの料理教室、さらに外来診療科20科目と健診センターを備えた大型医療モールなど、SCのテナントとしては珍しいテナントも取り揃えた。
また、この施設はイオンモール初のオフィス複合型SCでもあり、4~6階のオフィスエリア「BIZrium (ビズリウム)名古屋」は、貸し会議室や大規模な共有スペースなどを備え、オフィスのスリム化を支援する新時代のオフィスビルを志向している。
10月21日~26日のプレオープンの期間中14万5000人が来店。郊外型SCに比べ若い層の来店が多く、オフィス複合型SCということから、背広姿の男性客も目立ったという。
イオンモールでは、ここでオフィス複合型SC運営のノウハウを確立した上で、順次取り組みを拡大していく計画で、岩村康次社長は、「暮らしの未来をつくるライフデザインデベロッパーとして、地域のみなさんに新しい生活、いろどりを提供していきたい」と意欲を示した。
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