イオンモールは3⽉22⽇、2022年2月期の業績予想を下方修正したと発表した。営業収益は昨年4月発表の3440億円から280億円(8.1%)減収の3160億円に、営業利益は590億円から210億円(35.6%)減の380億円、経常利益は505億円から180億円(35.6%)減の325億円、当期純利益は310億円から120億円(38.7%)減の190億円と大幅な下方修正となった。

 イオンモールの22年2月期上期はコロナ禍により国内外のモールで臨時休業や時短営業などを実施したことで、上期業績は営業収益、利益とも計画に対して未達。下期も国内外でコロナの影響が続き、計画していた売り上げ水準には戻りきれず業績乖離が拡大、通期業績予想を下回る見通しとなったことから下方修正したという。

 昨年4月に公表した中計最終年度の23年2月期の連結業績については、今後の売り上げ動向を踏まえて精査したうえで改めて公表するとしている。