太陽のもとで安心して外遊びができる体験をサポート
資生堂の日焼け止めブランド「ANESSA(アネッサ)」は、アジアで売り上げナンバーワンの日焼け止めとして圧倒的な人気を誇っている。資生堂の100年以上にわたる紫外線研究を受け継ぎ、最新の紫外線防御テクノロジーで未来まで続く美しい肌を守り抜くサンケアブランドとして成長を続けている。
今回、その「アネッサ」が展開する日本、そして中国をはじめとしたアジアの12の国と地域で横断的に実施する社会貢献活動「ANESSA Sunshine Project(アネッサ サンシャイン プロジェクト)」が本格始動した。グローバルの取り組みを強化するとともに、アジアの子どもたちの心と身体の健全な成長を支援。アジアで存在感を示す「アネッサ」の商品を通じ、アジアで子どもたちが安心して太陽のもとでの豊かな体験ができるサポートを推進していく考えだ。
これまでも「アネッサ」は、国内で「Free to Shine 太陽のもと、誰もが輝き続けられる世界へ」のブランドパーパスの実現を目指し、2004年から紫外線過敏の難病である「色素性乾皮症(XP)」の患者の支援を開始。18年からは日本の小学校、幼稚園、保育園と連携し、子どもたちに紫外線と日焼け止めの理解を広める社会貢献活動を実施。これまで約9万人の子どもたちを支援し、ブランド発足以来、約30年間、人々の美と健康を守り続けてきた。今年度は、合計3万4000人を対象に、小学校高学年向けの紫外線予防教育授業と、幼稚園・保育園でのサンプリングを展開する予定だ。
プロジェクト発足の背景に昨今の生活環境変化の中でアジアの子どもたちの外遊びの時間の不足が指摘されていることがある。世界保健機関では、子どもたちが1日60分以上、週7時間以上の運動・外遊びが必要だと推奨しているが、週7時間以上の遊びが確保できているアジアの子どもたちは、50%に満たないのが現状だ※。特に日本の子どもたちは、デジタルデバイスを好む傾向にあり、約15%が「ほぼ外遊びをしない」と答え、他の国に比べても外遊びが足りないことが顕著となった※。
そこでアネッサは、この社会課題の取り組みの一環として、太陽のもとで身体を動かす〝体験〟を通じ、紫外線から肌を適切に守りながら太陽のもとで豊かな経験を推進していく「アネッサ サンシャイン プロジェクト」を今年5月に立ち上げた。
資生堂エグゼクティブオフィサーの冨田千晶氏は「外遊びをすることは、自律神経機能の向上により、意欲や自発性を育むことに加え、適切な外遊びを確保することが生涯にわたり、健康で幸せに生きることに繋がると言われています」と指摘。続いて、「外で遊ぶことは、『身体、精神、知的、社会、情緒』の5つの側面から子どもの成長を促す重要な要素となります」と外遊びの意義について強く語る。同プロジェクトは、日本から活動を開始し、その後はアジアでも順次展開を広げていく計画だ。
※アネッサ調べ、「子どもの外あそびに関するアジア4カ国調査」対象:上海、東京、バンコク、ホーチミンに住む子どもをもつ保護者、各100名(オンライン調査)期間:2024年2月15日~3月1日