佐川急便は1月27日、「飛脚宅配便(飛脚クール便含む)」「飛脚特定信書便」「飛脚ラージサイズ宅配便」の運賃を4月1日より平均約8%値上げすると発表した。

 同社の値上げは2017年11月以来、5年5カ月ぶり。値上げの理由として、エネルギーや施設・車両価格などの高騰、人件費の上昇を挙げるほか、2024年問題に対応し、同社従業員や委託先ドライバーの待遇改善も狙う。

 関東-関西間の場合、飛脚宅配便の運賃は、縦・横・高さの合計が60cmまでの「60サイズ」が880円(税込み、以下同)から970円、同160cmまでの「160サイズ」が2178円から2340円に改定。

 運賃に追加する飛脚クール便付加料金は、同140cmの「140サイズ(20kg以内・30kg以内)」のみが対象で、20kg以内が715円から880円、30kg以内が935円から1100円となる。

 飛脚ラージサイズ宅配便は同170cmまでの「170サイズ」が3135円から3360円、同260cmまでの「260サイズ」が7865円から8420円となる。