地域特性を知る支社ブロック制を導入
今年3月に支社長制度を導入、ユニーの個店経営への踏み込みがより鮮明となった。これまで、GMSのアピタ、スーパーマーケットのピアゴのグループ分けだけであったものを改め、地域別に28支社、50ブロックへと再編、細分化したのだ。2、3店で1ブロックを形成、2ブロックで1支社となる。「名古屋市内ですと、店と店の間隔はそう離れていない。地域特性はよく似ています。それでも店ごとの取り組みや、やり方は異なる。どちらがいいのか、(支社、ブロック内の)近くの店同士互いに行き来し、情報交換しながら最善の店運営を探し出す。きめ細かな対応をしていこうということです」と、河野琢真取締役執行役員営業統括本部長は、新たに進める個店経営の狙いをこのように語る。