労働組合の抗議で配送センターが閉鎖に

 コロナ禍で世界中の経済が停滞し、多くの業界が落ち込む中、大躍進したのがECだ。中でもアマゾンは、売上高3861億ドル(約42兆5000億円、前期比38%増)、営業利益229億ドル(同58%増)、純利益は213億ドルで、驚異の84%増を記録。コロナ禍の1年で破竹の急成長を見せた。

 欧州ではコロナ禍は長引き、多くの国で一般店舗は長期間にわたって強制休業を余儀なくされたため、ECの独壇場となった。なかでもアマゾンは大躍進したが、苦戦したのはフランスだ。フランスはそもそも他国に比べてECがあまり発達していなかったのだが、コロナ禍では大きく伸びた。にもかかわらず、なぜアマゾンはその波に乗れなかったのか。

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