和歌山地盤のドラッグストア「エバグリーン」など複数の業態を展開する廣岡の経営陣がサツドラホールディングス(HD)の株を買い増し、保有割合を23.87%まで高めた。

 7月7日に提出された変更報告書によると、エバグリーンの米原まき社長が代表を務める不動産管理会社の三原色が8.35%に、廣岡の廣岡聖司会長が6.24%に、米原社長個人が5.79%に、それぞれ保有割合を増やした。別の不動産会社の青空商事の3.49%も合わせて、この4者でサツドラHD株の23.87%を保有。直近の22.62%から1.25ポイント高めた。いずれも保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為を行うこと」としている。

 サツドラHDは6月19日にMBOの実施を発表しており、三菱商事系投資ファンドの丸の内キャピタルがグループ会社を通じて6月22日から8月3日までTOBを行っている。会社法では3分の1以上(33.4%以上)の株式を保有すれば、株主総会で特別決議を単独で拒否できるため、廣岡経営陣の買い増しが拒否権の確保を目的としたものなのか、今後の動向が注目される。