世界最大級の食品・飲料総合国際見本市「シアル・パリ」(SIAL PARIS、コメクスポジウム主催、シアル・ネットワーク)が10月17日から21日までの5日間、フランス・パリのノール見本市会場で開催される。シアル・パリは2年に一度行われ、2026年は過去最大規模を予定。サッカーグラウンド40面分に相当する28万㎡の広大なスペースに前回を超える8000社以上が出展し、バイヤーを中心に業界関係者29万5000人が来場する見込みだ。

前回の「シアル・パリ2024」の様子
出展目的は新規顧客の開拓や自社の知名度向上など様々だ

 会場は「惣菜」「食肉」「乳製品」「オーガニック&健康食品」「海産物」「冷凍食品」「穀物、豆類、フルーツ、野菜」「ケータリング&スナック」「食品加工」の出展セクターで構成される。

 トークセッションの「シアルトーク」では、メインステージで30以上のカンファレンスを5日間を通して連続開催。「AI」「スナッキング」「健康」「次世代のトレンド」など14の主要テーマについて展開する。また、有料プレミアムカンファレンスの「シアルサミット」では「2030年のフードシステム」「新しい食の経済圏:テクノロジー、味覚、トレーサビリティ」「未来の消費者を満たす:ニーズ、食習慣、デジタル体験」の三つの論題を軸に半日制サミットを開催する。

シアルは世界の食品業界をリードする見本市ネットワークだ

 日本企業の24年の出展面積は22年から25%増の1254㎡で、26年も同規模を予定する。日本貿易振興機構(ジェトロ)のパビリオンブースに複数企業が出展し、日本からも多くのバイヤーや関係者が来場する予定だ。

 開催に先立ち、シアル・ネットワークの日本総代理店であるフランス見本市協会は5月21日に東京都内でプレスカンファレンスを開催した。来日したシアル・パリディレクターのオドレイ・アシュワース氏は「シアルは60年以上にわたって『食』の進化を映し出す鏡であると同時に、食の未来を切り拓く原動力であり続けてきた。今年はこれまで以上にイノベーション、サステナビリティ、そしてビジネスを体験の中心に据える」と強調。シアル・パリの各種イベントが来場者のビジネスのサポートをはじめ、トレンドの分析や新たな発見に寄与することをアピールした。

シアル・パリディレクターのオドレイ・アシュワース氏