パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)傘下のカネ美食品は4月9日、愛知県丹羽郡扶桑町に新工場「愛知扶桑ファクトリー」(仮称)を建設し、生産供給体制を強化すると発表した。

 PPIHグループでは、ユニー、UDリテール、長崎屋、ドン・キホーテにおいて惣菜需要が拡大していることに加え、新業態「ロビン・フッド」の出店拡大により、今後も惣菜需要のさらなる増加が予想されることから、惣菜類の安定的かつ効率的な供給体制を強化するため、新たな生産拠点を開設する。

 新工場の建設面積は6491㎡で、カネ美食品としては最大規模。ここでPPIHグループ各社向けの弁当、寿司、おにぎり、惣菜等を製造する。中京から関西エリアへの生産を集約しつつキャパシティーを拡大、PPIHとの共同開発体制を構築することでグループシナジーを最大化し、高品質な製品を安定供給する基幹拠点を目指す。

 あわせて、数値管理とリアルタイムデータ連携によるデータ駆動型のスマートファクトリー化を進め、食品ロス削減と生産性向上を両立する。さらに、AGVの導入により重量物搬送を無人化して労働環境の改善と省人化を図り、太陽光発電や高効率設備の活用によってCO₂排出削減とエネルギー効率向上を実現し、持続可能なビジネスモデルへの転換を推進する。

 同工場は2027年12月に竣工予定で、28年3月頃に稼働を開始する予定。