フォーマット改革と銀行との協業を推進
滋賀県地盤の平和堂は今期、富山県に2店舗を新規出店し、同県内でも独自の「HOP経済圏」の拡大を目指す。これまで富山ではGMSのアル・プラザ富山(富山市)と同小杉(射水市)の2店舗を展開しており、年間客単価約13万円、シェア3.4%という状況だ。GMSとSMあわせて8店舗を展開する滋賀の湖北・長浜エリア(年間客単価約16万円、シェア28.5%)と比較して、客単価は申し分ない半面、シェアに伸びしろがあると判断。下期にSMのアルプラフーズマーケット富山掛尾(富山市)、同高岡(高岡市)をオープン予定(店名は仮称)で、人口減少の比較的ゆるやかな主要都市に出店する。北陸では「平和堂」よりも「アルプラ」が浸透していることから、屋号には石川県でも展開している「アルプラフーズマーケット」を採用し、既存のアル・プラザとの相乗効果を狙う算段だ。
今期の新店計画はこの2店舗のみ。前期は滋賀に4店舗、愛知県に1店舗のSMを出店した。4月3日の決算説明会で平松正嗣社長は「滋賀では新設でドミナントの隙間を埋めていき、老朽化した店舗は建て替えで最新の売り場へ変更して、圧倒的な地盤を構築する」と力を込めた。昨年10月に出店したフレンドマート今堅田店(大津市)はアル・プラザ堅田の北1km、和邇店の南4kmという商圏内の空白エリアを埋める役割を担い、狙い通り地域シェアの向上に寄与している。


















