MVエクスプレス2年で黒字化の見通し

 イオン九州のドミナントが拡大している。今年3月1日、昨年完全子会社化した長崎県のジョイフルサンを吸収合併し、さらに同10日には大分県のトキハインダストリー(冒頭写真)を完全子会社化。これにより、合計30店舗を取得したほか、PCなど両社の設備も活用できるようになるため、長崎・大分の両エリアでの競争力強化も期待できる。イオン九州の中川伊正社長は、「(店舗やPCなどの)既存資産にしっかり投資を行いながら、早期にシナジーを発揮していきたい」と意欲を示すとともに、「コスト高や人手不足が続く中では既存資産があるところと一緒に取り組む方が経済合理性が高い」として、今後も積極的にM&Aに取り組む構えを見せる。

 今年度を最終年度とする同社の3カ年中期経営計画では、「成長領域へのシフト」を経営方針に掲げ、「食の強化」を進めている。M&Aもその一環だが、オーガニックな成長も進めており、今期は過去最大の30店舗の出店を計画している。その中心となるのが、「マックスバリュ(MV)エクスプレス」(以下「エクスプレス」)だ。

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