広さは平均坪数の約半分もMDは通常店舗を踏襲
杉並桃井店のオープンからさかのぼること8年前の2017年。ヤオコーが東京侵攻の布石として調布市入間にオープンしたのが都市型小型店「八百幸成城店」だ。オープン当初こそ業界関係者がこぞって訪れた同店だが、その後は業態確立に苦戦がうかがえ、足元もいま一つ影の薄い存在だ。東京都心部へ攻めるギアが一段上がった今、皮切りとなった八百幸成城店の売り場や客入りはどのような変化を遂げているのか。視察を敢行。ヤオコー流都市型小型店の今後の可能性を探った。
ヤオコー最小となる291坪でオープンした同店は、世田谷区成城と調布市入間を結ぶ成城富士見橋通り沿いに立地する。小田急線の成城学園前駅、京王線の仙川駅からそれぞれ約1.5kmの距離に位置し、周辺は住宅街。店舗形態は二階が売り場のピロティタイプで、一階は駐車場24台を備える。広さは、同社の平均的な坪数の約半分となる小型店だが、MDはヤオコーの基本を踏襲。壁面は反時計回りに青果、精肉、鮮魚、惣菜、日配、酒類を配置し、その内側は加工食品、菓子、冷凍食品などで構成する。




 
			 
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                      









