投資先行で赤字幅が拡大
イオンの首都圏攻略作戦において、まいばすけっとと並び、要の一つとなるのがネットスーパー「グリーンビーンズ」だ。英オカドと連携し、2023年7月、千葉市緑区に大型配送拠点「誉田CFC」を立ち上げサービスイン。同市から東京湾を囲うように千葉・東京・神奈川の1都2県で配送エリアを拡大中だ。東京はすでに昨年末に23区全域をカバー。この10月に多摩周辺の17市を一挙に範囲に加え、市域は8割ほどを網羅した。残るサービス外エリアは青梅市、福生市、羽村市、あきる野市、そして町村部だが、都下の島々を除き、東京全域を押さえるのも時間の問題だろう。もちろん、千葉、神奈川でも着々と配送エリアを広げている。
グリーンビーンズの直近の業績は、イオンのセグメント別状況の「その他事業」からおおよそ察することができる。事業内の細かな内訳は公表されていないが、ボリューム的にその大半がグリーンビーンズによると見られるからだ。




 
			 
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                       
                      









