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アジア諸国で日用品のECが拡大

　1月中旬に中国本土で新型コロナウイルスの感染拡大が発生し、日本、韓国、シンガポール、タイ、香港、マレーシア市場の各地域に影響を及ぼし始めたのと同時に、ECの売り上げが急上昇した。最も注目すべきは、ファッションなどのぜいたく品ではなく、食料品や家庭用品など日用品の売り上げが成長を牽引している点だ。

　韓国ではロッテマートが2月のある時期に毎週50％の売り上げの上昇を報告、競合他社も2桁成長を報告した。注文が急増し、一部地域では突如その数が4倍に跳ね上がったことで、韓国最大のEC企業クーパンを含む一部のプラットフォームではサーバーがダウンする事態となった。

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