ストコンも専用端末も廃止、業界初のクラウド化に挑む

 店舗運営のカギを握る基幹システムの大刷新が始動している。これまでの「ストアコンピューター(ストコン)」と専用端末のセットを廃止し、スピーディーな変化対応や業務改革を実現していくのが狙いだ。

 これまでは店舗のバックルームなどに置かれた大型端末のストコンを中心としたシステムで、これが商品の販売動向や従業員の勤怠管理など店舗運営に必要なデータを一元管理していた。また、日々の発注や検品はベンダーがセブン用に開発した「グラフィック・オーダー・ターミナル(GOT)」や「スキャナー・ターミナル(ST)」といった専用端末を用い、ストコンがそれらのデータを集約して本部システムへ送信する。

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